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ブラック小売店の中年店長は、こんな風に…

2020 5/15
ブラック小売店の中年店長は、こんな風に…
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店長さんって、どんな風にみえますか?

少し前まで、店長職を務めておりました。勤務年数は13年くらいになると思います。

3つの県を異動したり、時には転居もしたりして、色々店を経験しましたねぇ~

住む土地によって微妙に言葉や風習が違ったりして、面白いと感じる部分が多くありました。

ここだけだと、なんか店長って気楽そうな気がしません?

自分で店舗に置く商品をある程度は決めれるので、楽しい部分は大いにあるんですよ。

…でも、多くの部分は違うんです…

雇われ店長はツラいよって話(+_+)

自分で何もかも決めれるのは、自分でお店を作った時だけだと思うんですよね。要は、自分でリスクをとった人のみの特権。

俗にいうチェーン店では中々そういうわけにもいきません。店舗に置く商品、それの並べ方一つについても逐一指示があります。

私の職場では、わめき散らす社長と、その社長に細かい事を見つけては

『ほら、僕こんなこともわかるんだよ♪』

と、嬉しそうに報告する部長達が、お客様の前でチェックして回る行事があります。

当然、私は出世をしたいと願っておりましたので、荒探しにあわない様に入念なチェックを行っておりました。毎月毎月。

それでもなお、重箱の隅をつつきにくるので、とても神経質になっていました。何年も何年も。

そうなってしまえば、どうなるかは時間の問題だったかなぁ…って気もします。

思ったよりも、きついんですよ。コレ。

まあ、ダメ出しばっかりされてれば、結果的に精神が参ってしまうのも無理ないですよね。

慣れる人もいれば、上役に気に入られる人もいるので一概に皆が大変なわけではありませんが、少なくとも私は結構追い込まれてしまったようです。

気分の落差が激しい。

そう言われるようになったのは、店長職について程なくだと思います。

自分はそのつもりがないのですが、あまりに言われるのでそうなのだと思います。

レッテル貼りをされているのもわかりますが、自分の自覚が必要だと感じています。

厳しいストレスがかかる状況下では、折れる人と折れない人がでてくる。

自分を追い込んで潰れてしまった人間として、これ以上不幸な人間を生み出してはいけない。

しなやかな心をもっていきたいものですね。

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