「武漢ウィルス」が世界に猛威を奮っているのに

2020年8月18日、電子音楽フェスティバルが開催された。武漢マヤビーチ・ウオーターパーク(Wuhan Maya
Beach Water Park)は、水着とゴーグル姿ではしゃぐ来場客であふれ、多くの人がゴムボートに腰かけたり、
胸元まで水に漬かりながらプール内を歩いたりしていたと報道されました。
地元メディアによると、この施設は定員の上限を通常の半分に制限して、さらに女性客の入場料を半額にしている
ということですが…。
DJがステージ上でプレーを披露する中、一部の客はライフジャケットを着用していたものの、すし詰め状態の
人々の中にマスク姿の客は一人もいなかったそうです。
確かに、マスクして水の中に入るなんて自殺行為ですからね。
でも、おかしくないですか?もう収まってましたっけ?コロナウィルス。
武漢のプールがすごい人。武漢の人々って?
新型コロナウイルス感染症は武漢市で昨年夏から…
新型コロナウイルス感染症は中国湖北省の武漢市で昨年8月から広がり始めていた可能性があるとの研究結果が
報告されました。米ハーバード大学医学部のチームが、衛星画像とインターネット検索のデータを基に論文を提出。
この論文は査読はまだ行われていないとのことです。
ボストン小児病院のジョン・ブラウンスタイン博士らがまとめた未査読の論文によると、武漢市内の病院で昨年
8月以降、駐車場の車が目立って多くなり、12月にピークを迎えていたことが衛星画像から判明しました。
武漢市ではロックダウン(都市封鎖)実施されたのに
武漢市では新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込むため、ロックダウン(都市封鎖)など厳しい規制が76日間
実施されました。
しかし、2020年4月にロックダウンが解除されてから、同市を省都とする湖北(Hubei)省では5月半ば以降、
公式には、新たな市中感染の報告はありません。
報告がないだけです。世界中、どこに行っても感染が分からない状況なのは同じのはずです。
その武漢でウォーターパークでの音楽イベントが開催
6月にロックダウンが緩和され、コロナウィルス流行が最初に発生した中国中部の武漢(Wuhan)では、
日常生活が元に戻りつつある中、先週末にかけて音楽イベントが開催されました。ウオーターパークに
パーティー好きの人々数千人が押し寄せたようです。
この報道がなされた日、日本では緊急事態宣言解除後、最多の15人の方がお亡くなりになられました。
もはや、ウィルスも変異を繰り返し、武漢発生のものとは同じではない方が多くなっています。
しかし、武漢でのウィルスが沈静化されたわけではありません。
武漢に住む方々は、どのように現状を感じているのでしょうか?
「武漢市内なら安全だから」
武漢市、串料理の屋台の前で並んでいた中年女性は真剣な面持ちで「今年は武漢の外への旅行は行かないつもりよ。
外はウイルスがいて危ないけど、武漢市内なら安全だから」と語ったようです。
7月中旬、中国湖北省武漢市で最大のショッピング街「江漢路」は、文字通り芋を洗うような混雑ぶりで、
店員たちが客を呼び込む大きな声がひっきりなしに響き、屋台が連なる中心部には、家族連れやカップル、
友達連れなど多くの人が集まり、談笑しながらショッピングや飲食を謳歌していたようです。
「夜の2時ごろまで人が絶えないよ。封鎖は本当に大変だったけど、前のように人出が戻ってきてよかった」
今なお感染拡大に苦しみ「ウィズ・コロナ」を模索する他国を尻目に、封鎖からわずか半年でここまでにぎわいが
戻った武漢。その様子を見れば、これが世界中を大混乱に陥れたパンデミックの震源地の姿なのか、と信じがたい
思いになります。
武漢市では本当に感染症は沈静化しているのでしょうか。プールのニュースからはそう感じられてなりません。