大阪府の吉村洋文知事は2020年8月4日昼の記者会見で、
「ポビドンヨード」を含むうがい薬に新型コロナウイルスに対する効果が確認されたと発表しました。
ポビドンヨードを含むうがい薬としては、ムンディファーマの「イソジン」などが知られます。
固有名詞が出たために、転売ヤーの標的に…
うがい薬が売り切れた棚。蘇る店員の苦しみ。
吉村知事は会見で「(うがい薬の)不必要な買い占めとかはぜひやめていただきたい」としましたが、
会見を受けてか、Twitter上ではドラッグストアなどの販売店に客がごった返す様子、
うがい薬が売り切れた棚の写真を投稿するユーザーが相次ぎました。
すでにメルカリやヤフオクではとんでもない価格で転売されています。

これ、シオノギヘルスケア イソジンうがい薬 50ml 【第3類医薬品】
定価なら、本体498円(税別)です。
国内生産だから大丈夫?そんなに民度は高くない。
前回のマスク同様、日本国民は「助け合い精神」を無くしました。
殴ってでも、暴言を吐いてでも、あらゆる手を使って、地名切れ商品は入手します。
そして転売へ。
「不必要な買い占めとかはぜひやめていただきたい。普通に薬局に行ったらどこでも売っているものですから、
誰かが買い占めるとすぐなくなっちゃうので」とも語っていました。なお、製薬会社の在庫状況については
「ある程度在庫はある」との情報を得ているとし、薬局などで品切れになった場合は、供給を働きかけるとしました。
「もう少しメディアの影響を考えてほしかった」
大阪府の吉村洋文知事は、非常に影響力のある方です。
府知事として、民間に良かれと思ってしたことなのはわかります。
でも、もう日本国民の民度は下がり続け、金銭的な余裕も限界です。
医療現場では「うがいの励行」も呼びかけられています。もちろん、イソジンのようなうがい薬が
あれば尚よいのでしょうが、うがいを小まめにするだけでも随分変わるそうです。
あと、水分補給もしっかりと。
醜い争奪戦にだけは関わらない様に、他者を思いやる気持ちを大切にしていきましょう。
自分で使用する以上の買占めは厳禁!供給の妨害です!
高齢者の方や、体に不自由を抱えている方に、十分行き渡るように心掛けましょう!