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2020年の販売員さんはどんな感じ?

2020 5/07
2020年の販売員さんはどんな感じ?
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今話題の小売店は、儲かってるの?

今、何かとお客様から良くも悪くも言われている『小売店』。3密どころじゃないですよねー、というのが本音です。

緊急事態宣言ってどういう意味だったっけ( ´∀` )?なんて従業員同士で半ば自嘲的に話してます。

私の働いているところは、ディスカウントストアなんですが、メインはお酒です。そう考えると不要不急でない場所だよなって気持ちでいっぱいなんですが、よくご来店されます。

いや、正直ありがたいです。商売しているので、オープンしてても誰も来られないよりは余程いいです。ただ、マナーが悪かったりとか、数少ない消毒用アルコールをやたら使用されたりすると『そんなに嫌なら、なんで来たの?』って言いたくなります。

比較的外国人の方は、気軽にお買い物に来ている感はありますね(笑)。その方が、安心して接客できるので気は楽ですが…

店舗による部分は大きいとして、一般客をメインとしている店舗は前年並みかそれより多く売り上げを立てているのが現状で、儲かっていると言えます。

収入・待遇面はどうなってるの?

では、それで収入面は向上しているでしょうか?

もちろん!減収していますよ(#^ω^)!

小さい小売店であれば、これ以前に淘汰されていっていましたので現在残っている小売店は比較的悪名高い『内部留保』で現状を保っています。

ただ多店舗展開していたり、業態が多岐にわたると売り上げの落ち込む部門も出てくるので、その損失を吸収するのに手いっぱいという感じです。非生産部門(本部)はリモートワークという名の自宅待機。生産部門(販売員)は最小限の人数で自宅待機の人の給与まで生産しています。結果、現場は疲弊しています。

待遇は言うに及びませんよね。休憩はとれるか取れないか。10時間以上勤務は当たり前。かつ、残業は認められないので…サービスになります。

危険職ともいわれる販売員は、良心的な小売店であれば危険手当が出ているそうですが、私の勤務しているところはセールを増やすそうです。

確か、ホームセンターはセールしないって決めたような気がするなぁ…

底辺職なのは、この異常事態であっても変わらず、さらに悪化傾向にあります。

今って販売員してて、どう思ってるかというと…

色々思うところはありますが、人が必要としているものをスピーディーに販売できる。困ったことがあれば一緒に考えることができる。こんな時でも祝い事はありますよね?大ぴらにできないけど、ちゃんとお祝いしたい。そういったお客様に寄り添えるのは、私自身は楽しく感じています。

自分がどのような状態でも、必要とされることに喜びを感じているのです。

最近はいらいらしているお客様が増えたな…とは思いますが、笑顔でお帰りになられると『やっててよかった!』って思います。でも、これはスタッフ全員に求められない心境であるのも理解しています。イライラが続くスタッフ、お客様から何か言われそうになったら倉庫に逃げるスタッフ…そんなんが販売員になるなよ!って言いたくなるのかもしれませんが、スタッフも人間です。限界があるのです。

私自身、思わず強い語気で話してしまう時があります。

ですので、結論としては、販売員はお勧めしません。

平常時であれば底辺と呼ばれ、異常時であれば奴隷や病原菌のような扱いをされる。

収入は低い。休みも取りずらい。

いいところは、あまり思いつきません。

本部もパワハラ・モラハラが横行してますからね。自浄作用が働きません。

残念ですが、これからの若い世代が、トップに立つのを楽しみにしているのが現状です。

でも、やりたい人は、お待ちしてますよ❕❕❕

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