私が入社して1年ほど過ぎたある日。
私の勤務している店舗に、社長様ご一行が視察しに来られました。
社長が店内に入ろうとしたその時、アルバイトが通勤に使っていたバイクを見つけ
『このバイクは誰のや⁈』
と、まあまあの怒声で言い始めました。
バイクが停めてあった場所は店舗入口に近かったわけでもなく、まあ、だからといって端っこにおいてあるわけでもありませんでした。
少なくとも、お客様が不快になられるほどの場所には停めてありません。
『アルバイトの(バイク)です』
と、店長が答えると
『使用人の分際で!』
…
…
耳を疑いました。
今から17年ぐらい前のことなので、当然21世紀です。
正気か?という感じでした。
そのアルバイト君は、聞こえてなかったようですが。
この社長。現在もわが社の社長でおられます。
多分、こういった感覚の差が
『うちのところの老害が』
と
『最近の若い奴らは』
の対立を産んでるように思います。この二元論は紀元前からあったようですが、人間てなんやかんやで進化しないもんですね。
インターネットが普及し、所謂『ネットネイティブ』がこれからの社会を担う時代。
それでも、人間同士の交わりはface to faceで続いていきそうな気がします。
なんだか、その方が、安心するんですよね。
私も、おっさんですね(苦笑)